Linuxをインストールしたら、まず入れておきたい定番の無料ソフトを、ブラウザ・メール・オフィス・ウイルス対策・画像編集・テキストエディタ・動画再生・圧縮解凍の8ジャンルから選びました(※2026年に再確認し、開発終了したソフトは現行の定番へ差し替えています)。
1. ウェブブラウザ:Firefox
言わずと知れた定番ブラウザ。Linuxでも標準的に使われ、軽快で拡張機能も豊富。まず入れておけば間違いありません。

2. メールクライアント:Thunderbird
Mozilla製の定番メールソフト。複数アカウントの一元管理やカレンダー連携にも対応し、今も活発に開発が続いています。

3. オフィスソフト:LibreOffice
Word/Excel/PowerPoint互換のオフィススイート。文書・表計算・プレゼンが一通りそろい、Microsoft Office形式の読み書きもOK。Linuxオフィス環境の鉄板です。

4. ウイルス対策:ClamAV
オープンソースのアンチウイルス。サーバー用途で広く使われる定番で、メールやファイルのスキャンに活躍します。

5. 画像編集:GIMP
「Photoshopの無料版」とも称される高機能フォトレタッチソフト。レイヤー・フィルタ・パス機能まで備え、本格的な画像編集ができます。

6. テキストエディタ:gedit
GNOME標準のシンプルなテキストエディタ。軽くて使いやすく、ちょっとした編集からコード書きまで気軽にこなせます。

7. 動画プレイヤー:VLC
ほぼあらゆる動画・音声フォーマットをコーデック追加なしで再生できる万能プレイヤー(旧記事で紹介していたBansheeは開発終了のため、現行定番のVLCに差し替えました)。困ったらこれ一択。

8. 圧縮・解凍:PeaZip
ZIP・7z・RARなど多数の形式に対応する無料アーカイバ。GUIで直感的に使え、暗号化や分割圧縮にも対応します。

個人的な感想
どれも無料とは思えない完成度。この8本を入れておけば、Linuxでも趣味から仕事までひと通りこなせます。
Linux向けフリーソフトの選び方
Linuxには無料で使える優秀なソフトが数多くありますが、何でも入れればよいわけではありません。長く快適に使うために、次のような視点で選ぶと失敗が少なくなります。
- 開発が続いているか:更新が止まったソフトはセキュリティ面で不安が残る。現役で開発されているものを選ぶ
- 定番・実績があるか:利用者が多いソフトは情報が豊富で、困ったときに解決策を見つけやすい
- 自分のディストリビューションに対応しているか:使っているLinuxの種類で導入方法が異なるため事前に確認する
- 日本語に対応しているか:メニューや入力が日本語で使えると、初心者でも扱いやすい
ソフトのインストール方法の基本
Linuxでのソフト導入は、Windowsのようにインストーラーをダウンロードする方法だけではありません。むしろ次の方法のほうが手軽で安全なことが多いです。
- ソフトウェアセンターを使う:アプリストアのような画面から検索してボタン一つで導入できる。初心者に最もおすすめ
- パッケージ管理コマンドを使う:
aptなどのコマンドで素早く導入できる。慣れると効率的 - 公式サイトから入手する:最新版を使いたいときや、ストアにないソフトを入れたいときに利用する
使い始めるときの注意点
無料ソフトを安心して使うために、いくつか押さえておきたいポイントがあります。トラブルを避けるためにも、次の点を意識しておきましょう。
- ソフトはできるだけ公式サイトや公式リポジトリから入手し、出どころ不明な配布元は避ける
- Windows版のソフトがLinuxでもそのまま動くとは限らないため、対応状況を確認する
- 大事なデータを扱う前に、一度動作を試してから本格的に使い始める
よくある質問
Linuxのソフトはすべて無料ですか?
今回紹介しているような定番ソフトの多くは無料で利用できます。ただしLinux向けにも有料のソフトは存在するため、すべてが無料というわけではありません。
WindowsのソフトはLinuxで使えますか?
そのままでは使えないことが多いですが、同じ役割を果たす代替ソフトがLinuxにも揃っています。たとえばオフィス作業ならLibreOfficeのように、目的に応じた定番ソフトを探すのがおすすめです。
初心者でもインストールできますか?
多くのディストリビューションにはソフトウェアセンターが用意されており、検索してボタンを押すだけで導入できます。コマンドを使わなくても始められるので、初心者でも安心です。
まとめ
今回紹介した8本は、ブラウザからオフィス、画像編集、動画再生まで、Linuxでの基本的な作業をひと通りカバーできる定番ソフトばかりです。導入の際は、開発が続いているか・対応状況はどうかを確認し、ソフトウェアセンターなど安全な経路から入手するのがおすすめです。まずはこの8本をそろえて、無料とは思えない快適なLinux環境を整えてみてください。

