最近というか昨年あたりからWEB界隈でチラホラと目にしたり耳にしたりすることが増えてきた言葉に「AMP」というものがあります。AMPと書いて「アンプ」と読みます。ちなみに「AMP(アンプ)」というとギターに接続する機器を思い出したり一昔前のサイレントメビウスという漫画を思い出したりする人もいるかもしれませんが、今回紹介するAMPはこの二つとは全く関係ありません。
今回紹介するAMPの正式名称は「Accelerated Mobile Pages」なので英語がわからないなりに雰囲気で訳してみると「モバイルページを加速する?」的なもののようです。
要するにAMPとは?
AMPをシンプルに一言で表現してみると「スマホなどのモバイル端末でWebページを高速に表示させる」というものになるのですが、このAMPは海の物とも山の物ともつかない得体の知れないものではなくGoogleとTwitterが共同でオープンソースプロジェクトとして立ち上げたものなので今後確実に一般化されつつ普及してくだろうことが確実なものだったりします。ちなみにこのAMPという言葉はプロジェクト名やフレームワーク名を指している場合もあります。
AMPの仕組み(なぜ高速表示されるのか?)
AMPの仕組みは、
① AMP HTML
② AMP JS
③ AMP CDN(Google AMP Cache)
という三つの要素から構成されているのですが、要するに「AMP HTMLという高速表示するためにいろいろと制約が設けられたAMP仕様のHTML」でページを制作してJavaScriptは「AMP JS」だけを利用することでデータ量を削減しつつ「Google AMP Cache」でページをキャッシュすることでWebページを高速で表示することが可能になるわけです。
AMPに関する参考記事リンク
AMPに関して勉強したい知識を得たいという人がサラッと目を通しておいた方が良いと思われるサイトやブログ記事へのリンクをまとめてみました。
Google関連
AMPの基本など
WordPress関連
AMPとWordPerssを学べる書籍
Amazonで「AMP + WordPress」で検索して出てくる書籍はこの本だけでした。というより「AMP(Accelerated Mobile Pages)」に関連する内容の本はこの本くらいでした。ちなみにこの本は今年2017年1月24日発売なのでつい先日発売したばかりという感じです。
このことからもAMPは今はまだ一般的に知られてるようなものではなくてこれから普及していく(だろう)ものだということがわかります。だからこそ世間より一足先に自分のサイトをAMP対応しておいておくのも良いかもしれませんね。
WordPress AMP対応 モダンWeb制作 レッスンブック
- 作者: エビスコム
- 出版社/メーカー: ソシム
- 発売日: 2017/01/24
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る