SEOの勉強をしてるときに「canonical」という言葉をチラホラ見るのですが、自分的にわかっているようでわかっていない気がしたので、ググったり書籍を読んだりして調べてみました。
「canonical」とは
「canonical」を直訳すると「規準的な、標準的な」という意味になり、「カノニカル」と読みます。使い方としては「canonicalタグ」という言葉で使われます。
ちなみに「canonicalタグ」を一言でまとめてみると「異なるURLを正規化する際に使用できるタグ」というものになります。
「canonical」の使い方
例えば以下のように「一つのページを表すURLが複数ある(いわゆる重複コンテンツ)」場合に「canonicalタグ」を使います。
http://hogehoge.jp/(www無し / index.html無し)
http://www.hogehoge.jp/(www有り / index.html無し)
http://hogehoge.jp/index.html(www無し / index.html有り)
http://www.hogehoge.jp/index.html(www有り / index.html有り)
上の4つのURLはどれでアクセスしても同じページを表示しますが、これだとSEO評価的にイマイチになるので(評価が4分割されてしまう)一つにまとめた方が良い感じになります。
そこで「canonicalタグ」を使って「どのURLが正規のものなのか」を宣言するわけです。
ちなみに他には、
・ABスプリットテストを行っている
・商品ページでの色違い&サイズ違いページ
というパターンがあります。
「canonical」の記述方法と記述箇所
「canonical」は<head>タグの中に下記のような感じで記述します。
<link rel=”canonical” href=”ページのURL”/>
「ページのURL」には「統一したいURL」を記述します。
「canonical」の注意点
「canonical」の注意点としては「ドメインを跨いだ指定不可」があります。
要するに、同じドメイン、同じサイト内の重複コンテンツにのみ使用できるということです。