昨日に引き続き、ドットインストールさんを見ながら、実際に「Scratch」 を使ってみましたので、今回は「ブロック」の説明についてまとめてみます。
前々回の記事 :プログラミング初心者に最適な子供向けプログラミング言語「Scratch」が素敵すぎる(1.概要)
前回の記事:素敵すぎる子供向けプログラミング言語「Scratch」を実際に使ってみた(2.画面説明)
まず最初に
基本情報をいくつか箇条書きにしておきます。
(1)部品をダブルクリックすると、ステージ内のスプライト(猫)が動いたりして動作などを確認できます。
(2)部品の上で右クリックすると「ヘルプ」が見れます。
(3)部品内の白い数値は変更できます。
(4)部品内の白いドロップダウンは選択できます。
(5)横軸が「x」で縦軸が「y」になり、ステージの真ん中が「x=0」「y=0」です。
(6)x軸(横)は左端が-240で右端が240、y軸(縦)は一番上が180で一番下が-180、になります。
動きのブロック
スプライト(猫)を動かす色々な部品があります。
・スプライトを動かす
・スプライトを回転する
・スプライトの向きを変える
・指定した座標まで移動する
などなど。
見た目のブロック
スプライトの見た目を変化させる色々な部品があります。
・スプライトのコスチュームを変更
・スプライトの大きさを変える
・「こんにちは」と吹き出しで表示
などなど。
音のブロック
音(サウンド)を鳴らす色々な部品があります。
・猫や犬の声を鳴らす
・音量を上げたり下げたりする
・楽器の音を選ぶ
などなど。
ペンのブロック
スプライトを動かして線を書く(動きの部品と組み合わせる) 部品がいろいろあります。
・ペンの色を変える
・ペンの濃さを変える
・ペンの太くする
などなど。
制御のブロック
スプライトの動きを制御する色々な部品があります。
・○○回繰り返す
・○○をしたときという条件を設定
・もし○○ならという条件を設定
などなど。
ちなみに、部品の上部丸い(ふくらんだ感じ)形のものは”ハット”と呼ばれるもので、スプライトの動きを”開始する”ものになります。
調べるブロック
部品に対して”入力値”を与えるような色々な部品があります。
・○○のキーが押された
・画面の端に触れた
・マウスに押された(スプライトが)
などなど。
制御ブロックの部品(if文とか)と組み合わせて使ったりします。
演算のブロック
演算を行なう色々な部品があります。
・足し算引き算掛け算割り算
・乱数
・入力した値の○番目の文字
などなど。
変数のブロック
変数を設定することができます。
プログラマでない方には”変数”という言葉にピンとこないかもしれませんが、変数とは要するに「データの入れ物のようなモノでその入れ物に名前をつけたもの」です。ざっくりした説明ではありますが
ちなみに下記画像は”cashew”という名前で変数を作ったときの初期状態です。
感想を一言
かなーりいろいろなブロックが取り揃えられてるので、組み合わせ方によっては、すごく高度な動きをさせることもできそうです。
小学校の授業とかで習っても良いのでは?とか思ったりする今日この頃です。