用意した本はこれです。
本の厚さが10cmにもなろうかという専門書で、おそらくこの本の内容を完全にマスターしたらサーバー玄人になれるのではないかと期待しているのですが、まだ生まれたての子鹿のようにフラフラしているサーバー初心者にとっては内容が幅広すぎて&深すぎて「で、結局どうすればいいの?」という言葉が飛び出してきます。
そこで今回は下記3つのサイト様を参考にさせて頂きました。
1.はじめての自宅サーバ構築 – Fedora/CentOS –
2.初心者でもできる自宅サーバー
詳しい内容については上記サイトをご覧頂くとして、CentOSインストールの流れをメモしておきますよ。
・CentOSのインストールディスクを作成
(今回は本に付属したDVDを使ったので詳しい作成方法は書かないが、かなり時間がかかるらしい)
・インストールディスクをDVDドライブにセット
・パソコンの電源をON(立ち上がってる場合は再起動)
・パソコン起動画面でF2を押してBIOS設定画面へ(今回使用したパソコンはF12を押して起動先ドライブを選択できたので起動ドライブとしてCD-ROMを選択)
・BIOS設定画面で起動先ドライブとしてCD-ROMを選択
・保存して終了
・自動的にパソコン再起動
・CD-ROMを読み込んで起動したらCentOSのインストール画面が表示
(ここからは画面通りに進めていく)
・「Install or upgrade an existing system」を選んで「エンター」
・Disk Foundでは「Skip」を選んで「エンター」
・Wellcomeメッセージ画面では「Next」をクリック
・言語選択画面では「Japanese(日本語)」を選んで「Next」をクリック
・キーボード選択画面では「日本語」を選んで「Next」をクリック
・インストールデバイス選択画面では「基本ストレージデバイス」を選んで「次」をクリック
・ホスト名の設定画面では「ドメイン」を入力して「次」をクリック
(このサーバーで使用する基本のドメインを事前に取得しておく)
・タイムゾーンの設定画面では「アジア/東京」を選んで「次」をクリック
(システムクロックでUTCを使用、のチェックを外す)
・管理者パスワードの設定画面ではパスワードを入力して「次」をクリック
(忘れないようにメモしておくこと、でも他人に知られては絶対にダメ)
・ディスクパーティションの設定画面では「全ての領域を使用する」を選んで「次」をクリック
(システムを暗号化する、パーティションのレイアウトをレビューまたは修正、の2項目のチェックを外す)
・警告メッセージが表示されるので「変更をディスクに書き込む」をクリック
・パーティションのフォーマットが始まる
(少しばかり時間がかかる)
・ソフトウェアの選択で「Basic Server」を選択し「今すぐカスタマイズ」をクリック
・インストールするソフトウェアの選択画面で下記ソフトに追加でチェックを入れる
サーバー:FTPサーバー、サーバープラットフォーム、電子メールサーバー
Webサービス:PHPサポート、Webサーバー
データベース:MySQLデータベースクライアント、MySQLデータベースサーバー
デスクトップ:X Window System、グラフィカル管理ツール、デスクトップ、汎用デスクトップ
アプリケーション:インターネットブラウザ
開発:開発ツール
言語:日本語のサポート
(追加パッケージも全て選択、既にチェックがついてるものはそのまま)
・選択が終了したら「次」をクリック
(インストールが始まるので少しばかり時間がかかる)
・インストールが完了したらインストールディスクを取り出して「再起動」をクリック
・ようこそ画面が表示されたら「進む」をクリック
・ライセンス情報の確認画面で「はい、ライセンス同意書に同意します」を選んで「進む」をクリック
・ユーザーの作成画面で「ユーザー名(アカウント名:英数字)」「フルネーム(画面に表示される名前)」「パスワード」「パスワードの確認」を入力して「進む」をクリック
(忘れないようにメモしておくこと、でも他人に知られては絶対にダメ)
・日付と時刻の設定画面で「ネットワーク上で日付と時刻を同期化します」のチェックを外し「進む」をクリック・「kdumpを設定するにはメモリーが足りません」という警告メッセージが表示されるが気にせず「OK」をクリック
・kdump画面で「終了」をクリック
・CentOS6のログイン画面が表示される
今回の作業はここまでです。