上二つの記事にさらに引き続きで今回は実践編のパート2です。今回はDELLノートパソコンを現役復帰させるための大本命「HDDをSSDに換装」する方法とその具体的な流れを紹介していきます。
Inspiron1545のHDDをSSDに換装する方法

まずはパソコンを裏返しにします。(メモリ交換のときと同じです)

ハードディスクは画面の左上の角の辺りにあります。

別の方向から見るとわかりやすいですが、角にある何か挿入されてる感がある部分がハードディスク(HDD)です。

二ヶ所のネジで固定されているのでプラスのネジ山がピッタリ合う精密ドライバーで外します。

ネジを外したらくぼんだ部分に指をかけてグイッと手前に引くと簡単に引っこ抜けます。

取り出したハードディスクはこんな感じです。上の部分がパソコンとの接続部分になります。

裏返すとこんな感じです。

このハードディスクを購入したSSDに交換(換装)します。右側の部品が今回購入した120GBのSSDです。
SanDisk SSD UltraII 120GB 2.5インチ [国内正規品]メーカー3年保証付 SDSSDHII-120G-J25
- 出版社/メーカー: サンディスク
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- メディア: Personal Computers

裏返すとこんな感じです。当然ながらSSDにもパソコンとの接続部分があります。

パソコンと合体させるための部品をハードディスクから取り外します。両側面にネジがありますので精密ドライバーで外します。

両側面のネジを外すとハードディスクがスラッと取り外すことができます。

パソコンとの接続部分の向きやネジ山の位置を確認しながらSSDをパソコンと合体させるための部品に取り付けていきます。
※注意※
上の写真では写っていませんがSSDを購入したときに付属されている「アダプター」を一緒に取り付けないとSSDがパソコンに認識されなかったりするので忘れずに取り付けるようにしましょう。

両側面のネジを締めて装着完了です。

交換したSSDをパソコンの元の場所に装着します。差し込む際はゆっくりと奥まで押し込んで確実に接続されるようにします。

あとは固定ネジを締めたから完了です。
取り外したHDDを外付HDDにする方法

取り外したハードディスクを購入しておいたHDDケースに装着します。
Inateck 2.5インチ HDDケース USB 3.0接続 9.5mm 7mm 2.5″ SATA HDD SSDに対応、着脱は工具不要 FE2010
- 出版社/メーカー: Inateck
- メディア: エレクトロニクス

装着方法は簡単です。接続部分の向きを確認しながら押し込んでいくだけです。HDDケースのフタもスライド式でネジなどは不要です。

付属のUSBケーブルでパソコンと接続すれば外付HDDの完成です。
古いノートPCをSSD換装で復活させるメリット
動作が重くなった古いノートパソコンでも、HDDをSSDに交換するだけで体感速度が大きく変わることがあります。CPUやメモリを増やさなくても、もっとも遅くなりやすい「ストレージ」をSSDにするだけで、起動やアプリの立ち上がりが見違えるほど速くなるケースは少なくありません。
- 起動・終了が速くなる:電源を入れてから使えるまでの待ち時間が短縮されます。
- アプリの反応が軽快に:ファイルの読み書きが速く、もたつきが減ります。
- 静かで衝撃に強い:SSDは駆動部品がないため動作音が静かで、振動や落下にも比較的強いです。
- 消費電力が下がる傾向:HDDより省電力で、ノートのバッテリー持ちにプラスになることもあります。
換装に必要なものと事前準備
- 交換用のSSD:手持ちのノートに合うサイズ・端子(多くのノートは2.5インチSATA)を確認して用意する。
- 精密ドライバー:小さなネジを扱うため、ネジ山にぴったり合うプラスドライバーを準備する。
- データのバックアップ:作業前に大切なデータを必ず別の場所へ控えておく。
- OSの移行方法を決める:データを丸ごと移すクローン、もしくはOSをクリーンインストールするかをあらかじめ決めておく。
- 外付けHDDケース:取り外した元のHDDを再利用したい場合に用意しておく。
作業を安全に進めるための注意点
- 電源とバッテリーを外す:感電や誤作動を防ぐため、電源アダプターを抜き、可能ならバッテリーも取り外してから作業する。
- 静電気対策:金属に触れて体の静電気を逃がしてから部品に触れる。乾燥する季節は特に注意。
- ネジを失くさない:外したネジは小皿などにまとめ、どこの部品か分かるようにしておく。
- 付属パーツの取り付け忘れに注意:マウンタやアダプターが必要な機種もあるため、認識されないトラブルを避けるために確認する。
- 無理な力をかけない:抜き差しはゆっくり、確実に。ケーブルやコネクタを破損させないよう丁寧に扱う。
取り外したHDDの再活用アイデア
換装後に余ったHDDは、捨てずに活用できます。HDDケースに入れてUSB接続すれば、手軽な外付けハードディスクとして写真や動画のバックアップ保存先に使えます。容量に余裕があれば、定期的なデータ退避用のドライブとして役立てるのもおすすめです。
よくある質問
SSDに換装すると本当に速くなりますか?
ストレージが原因で遅かったパソコンなら、起動やアプリの立ち上がりが大きく改善することが多いです。ただしCPUやメモリがボトルネックの場合は、SSDだけでは限界があります。それでも体感のもたつきは軽くなるケースがほとんどです。
OSはどうやって移せばいいですか?
今の環境をそのまま使いたいならクローンソフトでHDDの中身をSSDにコピーする方法、すっきり始めたいならOSを新規インストールする方法があります。どちらの場合も、事前のデータバックアップは必須です。
自分で交換するのが不安です。
ネジを外して差し替えるだけの機種も多いですが、不安な場合は無理をせず、パソコンショップや修理業者に依頼するのが安全です。作業前のバックアップだけは必ず行っておきましょう。
まとめ
古いノートパソコンも、HDDをSSDに換装するだけで起動やアプリの動作が驚くほど軽快になり、現役復帰させられることがあります。ポイントは、作業前のバックアップ・合うサイズと端子のSSD選び・静電気と付属パーツへの注意。取り外したHDDも外付けとして再利用できます。手順を一つずつ丁寧に進めれば、買い替えずに快適さを取り戻せるはずです。
