PHP初心者の手習いとして、とっても簡単な「サイコロをふるPHPプログラム」を書いてみました。
画面イメージ

ソースコード
<?php
//サイコロをふるPHPプログラム
$dice1 = rand(1, 6);
$dice2 = rand(1, 6);
$zorome = ($dice1 == $dice2) ? true : false;
$goukei = $dice1 + $dice2;
?>
<!DOCTYPE html>
<html lang=”ja”>
<head>
<meta charset=”UTF-8″ />
<title>PHP独習「サイコロをふるぞ」</title>
</head>
<body>
<h1>PHP独習「サイコロをふるぞ」</h1>
<p>サイコロ1の目は「<?php echo $dice1; ?>」でした。</p>
<p>サイコロ2の目は「<?php echo $dice2; ?>」でした。</p>
<?php if ($zorome) : ?>
<p>ぞろ目!!</p>
<?php endif; ?>
<p>サイコロ1と2の合計は「<?php echo $goukei; ?>」でした。</p>
</body>
</html>
このプログラムで学べること
「サイコロをふる」プログラムは短いものの、PHPの基礎がひと通り詰まっています。初心者が最初に書く題材として優れているのは、次のような要素を一度に体験できるからです。
rand()による乱数の生成(毎回違う結果を出す)。- 変数への代入と計算(2つの目を足して合計を求める)。
- 条件分岐による判定(2つの目が同じなら「ぞろ目」と表示する)。
- PHPとHTMLを混在させて、計算結果を画面に出力する流れ。
PHPを動かす準備
PHPはサーバー側で動く言語なので、ブラウザでファイルを開くだけでは実行できません。手元で試すには、PHPが動く環境を用意する必要があります。
- ローカル開発環境を入れる:XAMPPやMAMPなどをインストールすると、PHPとWebサーバーがまとめて使えるようになる。
- PHP内蔵サーバーを使う:PHPをインストール済みなら、ファイルのあるフォルダで
php -S localhost:8000と打つだけでも動作確認できる。 - 作ったファイルを置く:拡張子を
.phpにして所定のフォルダに保存し、ブラウザでhttp://localhost/...にアクセスして結果を確認する。
学習でつまずきやすいポイント
- ファイルを直接ダブルクリックで開いてしまい、コードがそのまま表示される(サーバー経由でアクセスしていないのが原因)。
<?phpと?>の閉じ忘れで画面が真っ白になる。- セミコロン
;の付け忘れで構文エラーになる。 - 文字コードの不一致で日本語が文字化けする(保存をUTF-8にそろえる)。
エラーが出たら焦らず、表示されるエラーメッセージの行番号を手がかりに、その近くを見直すのが解決の基本です。
次のステップ
サイコロが書けたら、少しずつ機能を足して理解を深めましょう。たとえば「サイコロを3個に増やす」「ふった回数を数える」「合計が特定の数なら当たりと表示する」など、自分でお題を作って改造すると力がつきます。動画教材で写経した後に、見ないで再現できるか試すのも効果的です。
もう少し進めるなら、ボタンを押すたびにサイコロをふり直せるようにしたり、出た目に応じて画像を切り替えたりと、見た目に動きのある仕組みに挑戦すると一気に楽しくなります。こうした小さな改造を積み重ねるうちに、変数・条件分岐・繰り返しといった基本構文が自然と身についていきます。教材の通りに動かして終わりにするのではなく、「ここをこう変えたらどうなるだろう」と手を動かして確かめることが、独学を前に進めるいちばんの原動力になります。
よくある質問
プログラミング未経験でもPHPから始めて大丈夫ですか?
PHPはWebページに結果を表示しながら学べるため、成果が目に見えやすく初心者にも向いています。まずは短いサンプルを写経し、動いたら少しずつ書き換えてみるのがおすすめです。
rand()とmt_rand()は何が違うのですか?
どちらも乱数を生成する関数で、用途は似ています。学習段階ではどちらで書いても問題なく動作するため、まずは仕組みの理解を優先して構いません。
写経しても身についている気がしません。
写経の後に、教材を見ずに同じものを書けるか試すと定着しやすくなります。さらに数値や条件を変えて「自分で改造する」ことで、理解しているかどうかが確認できます。
まとめ
「サイコロをふる」プログラムは短いながら、乱数・変数・計算・条件分岐・出力というPHPの基礎が凝縮された良い教材です。大切なのは写経して終わりにせず、動かす環境を整え、自分で少しずつ改造してみること。小さな成功体験を積み重ねることが、プログラミング学習を続けるいちばんの近道です。
